渋谷B.Y.Gにて『東京うたの日コンサート 遠藤賢司×湯川潮音』。

01:しずくのカーテン
02:エデンの園
03:ニューヨーク
04:その日わたしは
05:ミルク・ティー(by 遠藤賢司)
06:新曲(曲名不明:とらわれた歌)
07:深夜高速
08:キルト
EK:やっと君が僕のことを(with 遠藤賢司)
EC:裸の王様(with 遠藤賢司)

珍しくシオーネから半端ないボリューム感(音を始めとした様々な量感)を感じたライブだった。

レコーディング中だからか新曲「03:ニューヨーク」「04:その日わたしは」の完成度が増していた。「06:ミルク・ティー」はエンケン氏の曲をピアノ弾き語り。驚くほどのピアノの上達っぷり。そして本人も良かったよねと満足発言する素晴らしい出来。久し振りの「07:深夜高速」、以前は自分の言葉が見つからなくて自分の言葉の代替にこの曲を歌っていた印象だったけど、今日は全然違うように見えた。以前の悲壮感や切迫感はないけれど、これはこれで素敵な深夜高速。「09:キルト」は締めに相応しい、昔から栄える曲ではあったけど最近は殊更いい。こういう昇華系の曲が締めにあると強いと思う。アンコールはエンケン氏と共に「EC:裸の王様」、今日はこれを聴きにきた(・∀・)! この曲がなければ私はここまで湯川潮音という歌手に惹かれていなかった。なので、あの場でこの曲を聴けたことに、ただただ感激。

MCは結構多め。緊張しておにぎりも喉を通らないとか、エンケン氏とのエピソードとして…、還暦には髭クリーム泡立て器を貰うとか、不調で悩んでいた時に"ここで辞めたら残念だねだけで終わるよ"と言われて奮起したとか、家のピアノで弾いた曲を聴いて感動したとか、幼い頃魔法使いだと思っていてチョコを拒絶したとか、話を聞きながら岡本太郎みたい…とか、まぁ色々と。

サポートは、Vc:徳澤青弦氏、Pf&Acc:藤原マヒト氏のお二方。新アルバムはこのお二人と一緒に製作中とのこと。どおりで三人のハーモニーに円熟味が増しているはずだ。…それにしても、誰もが渡り鳥達は彼方へ飛び立ってしまったのかしら…と思ったはず。

…ということで、今の湯川潮音はとても良い。もっと大勢の人が彼女のライブを聴きにくればいいのになー。

2013.06.27 Comment:0 | TrackBack:0
東京キネマ倶楽部にて『Salyu miscellany vol.1』。

雨の東京キネマ倶楽部。
6階の会場へ行くにはエレベータを使うしかないらしく、とても時間が掛かる。
整理番号の遅いチケットを持つ私が入場してから、間もなく、時間に追われるようにササッとライブ開始。


01:Show Biz Kids(Steely Dan)
02:At Last I Am Free(Robert Wyatt)
03:新しいYES
04:光りの束
05:I can't wait until I see my baby's face(Dusty Springfield)
06:Hold on(SBTRKT)
07:Love(Daughter)
08:夜の海 遠い出会いに
09:No Surprises(Radiohead)
10:HALFWAY
11:My favorite things ~ Haven't we met(Julie Andrews~Kenny Rankin)
12:to U
13:The sound of music(Julie Andrews)
E1:ライン<新曲>
E2:I could have danced all night(Julie Andrews)


以上セットリスト。
事前の情報通り、ほぼカバー曲という選曲。偶にならこういう趣向のライブもいいかも。

美雨ライブでも思ったけど「02:At Last I Am Free」の妙な浮遊感が好き。「03:新しいYES」は今回も不思議なアレンジ。予想外の「04:光りの束」は懐かしくて懐かしくて、いっそB面縛りライブでもやればいいのに…とかテキトーなことを考えてしまいがち。こういう揺蕩うような心地好さはSalyu歌の神髄の一つ。「06:Hold on」は演奏とSalyu声の相乗効果で格好良い。困った時の「08:夜の海 遠い出会いに」だけど、今回は敢えて演奏する必要はないかも…。「09:No Surprises」は迫りくる情感に少々感動…。「11:My favorite things~Haven't we met」は盛り上がり的にも本ツアーのクライマックス的選曲か。そして「12:to U」の有り難みのなさに愕然…、暫し封印してもいいのかも。噂の新曲「E1:ライン」は全体的に地味でいつ盛り上がるのだろうと考えつつ、いや、こなれていけばこういう曲の方が聴き応えがあるのかも…と思ったような思わないような…。

この日はSalyuがデビューして丁度9年目の日(2004/6/23「VALON-1」発売!)で、そして来年にはデビュー10周年を迎えるとのこと。
どんな10周年になるかは分からないけれど、区切りとしての大成的な良曲を一曲でも多く聴かせて欲しいところ。最近(9月現在)コバタケ氏と一緒にライブをしたりしているのは、新曲の製作に絡んでのことだと思いたいが、果たしてどうだろうなー(・∀・)!

※サポートメンバーメモ。鈴木正人(Ba,Key)、清水ひろたか(Gt)、伊藤大地(Dr)。

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以下はどうでもいい要望とか…。
会場の東京キネマ倶楽部は雰囲気もあって良い会場だとは思うのだけれど、二公演の弊害か、終演後ドリンクをゆっくり飲む暇もなく追い出されるのには辟易。それと、中途半端に椅子席を設けるならいっそ指定席にしてくれと本気で思う。同じ料金払ってラクな観客とツライ観客がいるなんて理不尽極まりない。

2013.06.23 Comment:2 | TrackBack:0
東急シアターオーブにて宝塚歌劇団花組『戦国BASARA-真田幸村編-』観劇。

有り難くもチケットを頂いたので、いそいそと日曜の渋谷へ…。
シアターオーブは新しい劇場特有の綺麗さと観易さが揃った劇場だった。
渋谷の街を見下ろす眺望も素晴らしく、用もないのに休憩時間うろうろしてしまったよ。

で、戦国BASARA。
PS2版ゲームは何シリーズがプレイ済み。軽快な動きと破天荒なキャラ設定が楽しい。
…が、宝塚の舞台になるなんて、全く想像できない。
でも意外や意外。オープニングからキャラの再現度が高くて吃驚してしまった。
これなら、ゲームファンも何となく納得できるのでは?…と勝手に思う。

真田幸村(蘭寿とむ)はあのラントム君がトップかいな…と思いつつ、余り似合わない熱血キャラを演じ切れるのはトップの力量か。
上杉謙信(明日海りお)が美しくて見惚れた。歌も芝居もソツなくこなしているし、鑑賞に堪える美しさというのは貴重だわ。他の公演でも見てみたい人。ただ宝塚謙信は女キャラという示唆はないのね。その点惜しい。
猿飛佐助(望海風斗)が歌上手くてキャラもこなれた作りで芸達者っぽい。
武田信玄(華形ひかる)の着ぐるみが吃驚するほど立派だった。中の華形さんお疲れ様です。
かすが(桜咲彩花)は完全にギャグ要員だった割にセクシーポーズが決まっていて立ち姿はちゃんと色っぽい。

しかし、光る衣装、光る剣が格好いいなー。あのライトセーバー欲しい。
多様されてたスクリーン映像も善し悪しあるけど、これが新しい舞台のカタチの一つなのかねー。

物語的には宝塚主役の特性なのか、幸村はどうでもいいことで悩み過ぎで長い。そして幸村がもう一匹の甲斐の虎って、じゃあ勝頼はどこ行ったのかしら?と思ってしまいがち。戦国BASARAの破天荒さの延長なのか何なのか、笑ってしまう場面も沢山あったのだけど、まぁそれはそれでギャグとして考えれば楽しさの要素になるのかも。

…ということで、思いがけず観た公演だったけど、今回の宝塚も楽しかった(・∀・)YO!

2013.06.16 Comment:0 | TrackBack:0