アートスフィアにてスタジオライフ『DRACULA』観劇。
何度も天王洲アイルに行くのは嫌なので(遠いから)、ダブルヘッターにしてみました。あぁ…眠かった…。そんで再演時にも書いたけど、私はこの演目を再演する意義がよく分からんのですよ(→序でに言えば連鎖公演の意義も皆目分からんけど)。そもそも「DRACULA」って5年間で3回も上演するほど面白い芝居なのかな(・Д・)?。対外的にライフらしさをアピールするには適当だとは思うけど、でも劇中半分は退屈に思えるからなぁ…。ま、再演時に散々言ってるからそこら辺の話はいっか…。

以下は役者の感想。
岩崎ドラキュラは人間味がある(汗が出てるとかじゃなく)。何と言うか永遠の命を持ってしまった人間みたい。そして繊細な少年のようで、最後の選択をするに至る過程がまた切ない。ドラキュラ伯爵としては物足りない感もあるのだけど、部分的には見る所があったかな…と思う。あとワイヤー丸見えのフライング演出は不必要な気がしつつ、彼のマント捌きは本当に美しくて見惚れてしまう。姜ジョナサンは…、もう暢雄は暢雄だよねって感じ。究極の受け身芝居を見た気がした。それが嵌ればある程度見応えはあったのかも知れないけど…(微妙)。松本女中は花占いする姿がフツーに可愛い(子キンシーも可愛いが)。ツガニー人達は奥田君が一人やけに目立っていた。魔女達は綾小路家の人々を連想してしまいつつ、怪女っぷり満載で良かったと思う。駅の人々は何気に豪華で、端っこにいる三上君が格好いいと密かに思ってた(あの丸帽子が)。
Depthチーム。舟見アーサーは良い意味でも悪い意味でもこぢんまり纏まってた。舟見君の男性役は久々でその点では楽しめたけど、彼は抑圧された感情を出す時に一番魅力を発する人だと思うから、世間知らず風な貴族役は今一つイメージが違う。佐野キンシーは逞しくてとにかく真っ直ぐな感じ。牧島セワードは正に'いい人'そう。三上ミナは外見は大層綺麗だったけど、思ったほど魅力を感じられなかったなぁ…(→ミナという役自体が魅力的じゃないのかも。それと私の期待が大き過ぎた)。深山ルーシーは哀れさが際立っているので心臓に杭を打たれる場面がいきていた。倉本レンフィールドは安心して見てられる狂気っぷり。
Doomチーム。吉田ルーシーは可愛いなぁ…。あんだけ可愛いきゃ三人の男性に言い寄られてしまうのも分かる。吉田君ってライフにとって得難い人だ(→大切にしてあげて下さい)。及川ミナはサスガに安心感がある…かな。何より連鎖公演で両方主要な役を演じられる及川さんはやはり凄いと思うよ。笠原アーサーはいい人っぷりがナゼかやや胡散臭く見えてしまう…。いや、胡散臭いと言えば山本キンシーですね。何だろう、あの似非テキサス人は…。マッチョ感を無理に出してるような雰囲気で言動がおかしい。そして曽世セワードも少し胡乱。いい人さよりも小心者さを押した役作りかも。因みに芳樹&曽世両者の役作り、私は嫌いじゃないですよ。普通に演じると個性が没しがちな脇役に、自分なりの色をつける姿勢はとても良いと思うので。というか、そのお陰でDoomチームは眠くならなかったんじゃないかとさえ思ってるので。

両チームを観て総合的に考えるとDoomの方が面白く感じた。一見受け狙い的に見える役作りでも、その役だけを見れば、それなりに一貫性があったりする。上にも書いたけど、単調な芝居の中でアクセントとしての役割が出るなら、それはそれで良い効果だと思ったりもするので。
ま、それにしてもドラキュラはお腹一杯です(今後十年位はやらないでね>倉田さん)。どうせドラキュラ系を上演するなら、別のドラキュラ作品を上演したら良かったのに。そうもいかない事情があるのかも知れんけど。あー、他に何か書くことあるかなぁ…、うーん、別にないな…。
2006.03.04 Comment:0 | TrackBack:0
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