紀伊國屋ホールにてスタジオライフ『トーマの心臓』観劇。
劇場入口で劇団員から「シュロッターベッツへようこそ!」と声掛けがあった。トーマ公演では定番なんだけど、でも何となく嬉しい。今回は物販も(タブン)全て出演者が対応していて、こういうサービスがファンにとって吸引力になったりするんだろうね。そんな私は三上君からパンフレットを買いました(可愛かった)。「トーマの心臓」は約五年振りの再演なのかな。ライフの代表作でライフを持ち上げてくれた作品だけに、劇団側の意気込みも違うように見える。うーん、ま、そんな作品があるライフは幸せなのかも知れないね。

以下出演者の話。本日はSeeleチーム。
松本エーリクは初に近い大役だけに想像が付かなかったのだけど、思った以上に健闘していたと思う。エーリクの少年っぽい勝ち気さが、良い意味と悪い意味の両面で強く出ていた。もう少し場面によって強弱の均衡が取れた演技が出来ると完璧に近くなると思う。芳樹ユーリは神経質な優等生を手堅く演じていた。さすがに長年演じている役だけに見慣れた感もあって安心できる反面、新鮮味が少なく感じるのは…仕方ないコトか…。高根オスカーは軽妙さと懐の深さが出ていて思いの外良かった。但し、ユーリへの執着というか愛情が少し見え辛い気がした。大注目の舟見サイフリートは嗜虐性や変態性が前面に出ていて、今迄に見たことのない新たなサイフリート像を創れていたのは凄いと思う…んだけど、でもユーリが惹かれてしまう強烈な魅力が見えなかったのが残念。船戸バッカスは一人おやじ臭い(確かに上級生だけど)のが良いのか悪いのか…どっちだ。ナゼか政宗カイザーが一瞬笠原さんに見えたよ(目の迷いか)。岩崎シェリーは優しくて綺麗なママ。河内ヴェルナーは一瞬棒読みチックになるのはワザとなのだろうか。

それから全体的な話なのだけど、役者達が多少浮き足立ってるのか、現実味(というか人間味?)のある舞台に仕上がっていて、それはこの「トーマの心臓」という芝居では何かが少し違う気がした。虚構とはいかないまでも二次元的な美しさがあってこその「トーマの心臓」だと思うので。とは言え、まだ始まったばかりだし、今後何らかの変化があるのかなぁ…。うーん、ライフならあるハズなのだけど。
2006.06.04 Comment:0 | TrackBack:0
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