宮崎吾郎監督『ゲド戦記』。

素人目にも稚拙と思える所は多々あるけれど、各所で酷評されるほど悪いとは思えなかった。この程度の満足度の映画なんて幾らでもあると思うんだけどね(→これで不満持つならデビルマンを観た日にゃ暴動が起きるんではないか?)。そうは言っても、ジブリ作品の冠を付け、長編アニメで、原作世界を曲解して表現している…というのであれば、批判も致し方ないのかな。それとこの映画に限らずだけど、最近の吹替作品はもっと声優に敬意を払えよ…と言いたい。真面に聞けたのってクモ役の田中裕子ぐらいなもんだと思う。そもそも棒読みとか下手とかいう以前に、俳優は全身使って伝える職業だから、声に限ってしまうと伝える力が弱い。声だけで勝負している声優に敵うワケないじゃん。
悪くないと言いつつもダメな点ばかり書いてるなぁ…。悪くないと思った私でさえこうなんだから(←決して良いとも言ってないけど)、あの酷評は当然なのかも。そう言えば、夏川さんが王妃役で声優に初挑戦してた。登場時間30秒程度なんだけど、うーん、でもそれで良かったかも知れない(多くは語れん)。それと前述した田中裕子の声は良かったと思うよ。あと手嶌葵の「テルーの歌」も悪くないと思う。更に物語的にはテーマを平易にしたコトで理解し易いっちゃ理解し易いんじゃないのか…と。それと最終的な落とし所を設定しているだけ、消化不良感は少ないような気もするので…。

あー、歯切れの悪い感想だな…。別にこの映画を擁護したいワケじゃないんだけどね。
ま、そんな感じです。
2006.09.21 Comment:0 | TrackBack:0
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