東宝劇場にて月組『パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス』観劇。

ペテン師が主役の割には全く以って罪のない話。そんな点は往年の宝塚芝居にありがちな雰囲気で、決して嫌いではない。但し、冒頭から無意味にレビューをやってしまう点からして、中味の薄さを象徴しているんじゃないか。つまり1時間半程度の内容もないって逆にアピールしているような…。
瀬奈アルマンドはあんな味気ない役をよく見せられるまでに仕上げたな…とその点に感心。祐飛ジョルジュと行動を共にしてるけど、無理にアサユヒカップルにしなくてもいいと思う(端からそんな意図はない)。何にせよ、霧矢ギスターブを主役に据えて話を練り直せば、もっと真面な話になったろうな…と安易に想像する。霧やんは流石に何やっても上手いよね。役がないのは分かるけど、彩乃ミミの扱いの軽さはどうにかならないのか…。更に城咲あいが5人口って有り得ない(勿体無い)。遼河ジェラールは儲けを出せる程の手腕はなさそうだけど坊ちゃんっぷりは完璧だと思う。

ショーは「FANCY DANCE」のタイトル通り、踊ってばっか。歌はかなみんしか記憶にない。全然歌わないから盛り上がっていいんだか何なんだか…という雰囲気のあるショー。部分的には大変素敵な場面があるので、少し惜しい気もする。オープニングは男役勢揃いの場面なのに何故か地味に見えた。他にもそんな感じの場面があって男役が活躍しているハズなのに活かされていないショー。三木先生は城咲あいが好きなのだろうか。彼女の起用法が私のツボにハマって嬉しい限り。ペトルーシュカ(タンゴ)とラストダンスの二場面は堪らんです。組替特典なのか桐生氏が大活躍してた。エトワールは若手娘役三人。でもあれはエトワールじゃないよね>何となく可哀想になってしまう。
2007.02.18 Comment:0 | TrackBack:0
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