青山劇場にて『あらしのよるに』観劇。

同作品のアニメ映画を観て、余りのゲイムービーっぷりに驚いた記憶があるけれど、舞台版ではメイは女の子(女性が演じているという意味で)。但し、ガブの相手が女性になると「友情」をやたらと強調するのは無理があるよね。あれは明らかに異種間の「恋情」物語。プラトニックだからこそ、なおどう捉えていいもんか…と戸惑ったりもする。深読み(ツッコミ)をするとこの物語は結構奥が深いよね。
冒頭辺りはキャパに不釣合いな内容・キャストでは…と少し不安になったけど、中盤以降はそれなり面白く感じました。ただ今回は得チケだったので、値段的な不満がなかったのも大きいのかも。そして意外と子供ウケの良いスタジオライフ劇団員の面々。そもそも出演者の1/3がライフ団員って状況が不思議ですね。

芳樹ガブは一瞬じいさんキャラかと思った。やんす言葉は聞き慣れるのにサスガに時間が掛かる。でも優しくて気の弱そうなオオカミの雰囲気はよく分かった。林タブは綺麗で通る声なので、喋り出すと目を引く。彼も優しくて少しドジでメイ想いの感じは伝わった。あとコミカルな演技も上手くて場内もウケてたよ。奥田バリーは勇ましくて力強さがヒシヒシと伝わってくる。ひと目で分かる荒くれ者っぷり。彼の強靭な肉体を活かして、もっと派手なアクションがあっても良かったかもとさえ思ったよ。岩崎ギロはダークな悪役。上背があるから程好く目立つ。悪役だけどスッキリとクールで格好いい。河内主宰は外部でもあんな調子なんだ…と色んな意味で吃驚。下井君と政宗君は姿を確認できたのみ。多分オオカミ役で頑張っていた…と思う。
あと主演のメイ・吉野紗香は声が可愛くて、遠くから観てもメイが愛らしい羊なんだろうな…と思えた。

この脚本・演出(横山由和)のレベルなら、ファミリーミュージカルとしても適度に再演可能なのではないか…と思う。但し、もう少し規模の小さい劇場でも良いと思うのだけれどね。

公式サイト:http://www.yuichi-world.com/musical/schedule.html
2007.09.02 Comment:0 | TrackBack:0
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