10/8と10/13の話。

シアターサンモールにてスタジオライフ『PHANTOM 語られざりし物語 The Kiss of Christine』観劇。

久し振りにダブルキャストで両公演を観た。これも笠原さんが主役を演るからこそ…。
それにしても初日を観たAvenirは少々こなれてない感があったけど、プレビュー公演は何の為にあったのかね。

本作は一貫して、一人の可哀想な男の物語なのだよね。終始、報われず蔑まれ続けるエリックは本当に可哀想な人。(初日はシャルルの件に記憶がないんだけど演出って最初から一緒だったのかな…?)。こういう物語は辛くて厳しいのだけれど、ただ、一方でライフならではの良さにも重なるからつい観てしまうのだよね。

笠原エリックは林エリックからの繋がりが感じられる。理不尽な癇癪も閉ざされた心も彼の育ちなら仕方ないよな…と納得できる。千秋楽に向け更に良くなっていったのかと思うともう一回観たくもあったな…(観ないけど)。芳樹エリックは神経質そうで天才肌、彼の少年エリックを観ていないから少々違和感を覚えたけれど、まぁこちらはこちらで有り得そうな感じ。
関戸クリスティーヌは素朴で優しくエリックを包み、松本クリスティーヌは意志の強さでエリックを愛する…と全く異なった感じ。林エリックは前回の公演を一瞬で思い出させ、観劇中、記憶が蘇るとはこういうことか!?と妙な感動があった。曽世ラウルは仲々にステキな紳士っぷり。逆に岩崎ラウルは軽めの印象。山崎ガルニエに苦労人っぽい雰囲気を出せていたのは流石。緒方マリーは何でもない役なのに物凄く自然な佇まいに驚いてしまった。役に上手くハマるとはこういうことなのだね。それから新人(?)の藤森君は多分初めて観たけど美形な人…。

…という感じかね。
初日は簡単な挨拶付き。といっても、話した内容は全然覚えていないのだけれど…。ただ真ん中に笠原さんが立っていると、古参ライフファンの私としてはとても嬉しいのです。

以下余談。やはりサンモールはライフを観るには丁度いい…。トイレ問題さえ何とかしてくれれば、これほどライフに似合う劇場はないのにね(前方席の見辛さはさて措いて)。

2012.10.13 Comment:2 | TrackBack:0
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