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紀伊國屋ホールにて、スタジオライフ『トーマの心臓』観劇。

折角の"トーマの心臓"なので、本命以外のキャストも観劇。
しかし残念ながら終始ミスキャスト感が拭えなかった。もっとこの役に似合う役者はいるだろう、もっと上手に演じられる人はいるだろう…と観劇中ずっと考えていた。私は古参ファンであるし、懐古趣味的な部分も持っているけれど、それにしたってね…と思ってしまう。

…というか、今回の演出のせいなのか私が穿った見方をしているからなのか分からないが、主役のユリスモールが魅力的に見えなくて困る。芳樹ユーリも松本ユーリも、神経質なだけの周囲を顧みない自分本位の優等生にしか思えないのだよね。ミスキャスト以前に何よりそれに困った。だって物語の根本が成立しなくなってしまいそうだから。

本日はRieslingチーム。
松本ユーリは今にも壊れてしまいそうな繊細な神経質さを持つ優等生。髪型はもう少し切るなり何とかならなかったのか。仲原オスカーは素朴さと優しさはあるのだが、オスカーの最大の長所である頼り甲斐を見出せない。久保エーリクは彼が悪いわけではないが大きさが致命的。フロイラインと呼ばれる誰よりも大きな青年なんて設定がおかしい。そう、久保エーリクは少年ではなく青年っぽい。原田バッカスはこんなバッカス感のないバッカスは初めて見た。バッカスの魅力と存在意義は大らかさと包容力であるはずなのに微塵も感じられない。逆に新たなバッカス像を構築したというのであればそれはそれで凄いかも知れないが。千葉リーベは物心ついてないような少年っぽさがいい。逆に澤井アーダムは落ち着き気味の少年っぽさ。藤波ヘルベルトはヘルベルトの似非優等生的な馴染んでない感がよく出ていて良かった。シモン館の上級生は遊び過ぎ、山本シャールは目一杯の変態チックな動き、山崎ヘニングは妙な潔癖感が笑いを誘う。

今日は河内主宰の訃報を聞いてから初めての観劇だった。
エーリクとヴェルナー氏がトーマを追憶する場面。山崎ヴェルナーが語る台詞に河内ヴェルナーの声が重なって聴こえた。河内主宰の演技は決して上手ではなかったけれど、あの温かみのある声で語られた台詞はたぶんもう暫く私の記憶に残るのだろう。トーマ公演だから思う、二度目の死の話。

本日はイベント付き。秘密のお茶会と題して、男の魅力、色気などについて出演者が語る。
自由トークというよりは、皆さんそれぞれ、劇団の上級生の誰かを魅力的だと褒めつつ語っていた。
仲原→深山さんの煙草の吸い方、緒方→甲斐さんのコーヒーゼリー話、牧島→石飛のアイロンをかける姿、原田→倉本、青木→謙虚に感謝を示してくれるシニアの先輩、山崎→河内主宰の魅力。
…という感じ。

これでトーマ本編は観劇終了。
残すはおまけ的な朗読劇のみだけど、はてさて、どんな風に仕上がるのかな…。

2014.06.13 Comment:0 | TrackBack:0
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