ミューザ川崎シンフォニーホールにて
『Salyu with 小林武史 PREMIUM SYMPHONIC CONCERT』。

オーケストラとの共演も最終公演。
山下一史氏の指揮、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏、小林武史氏のピアノ。

01:to U(by Tokyo Philharmonic Orchestra)
02:VALON-1
03:新しいYES
04:プラットホーム
05:The Rain
06:アイニユケル
07:The Sound of Music -"The Sound of Music"-
08:I'd give my life for you -"Miss Saigon"-
09:月の光(by Tokyo Philharmonic Orchestra)
10:landmark
11:有刺鉄線
12:コルテオ~行列~
13:風に乗る船
E1:Lighthouse
E2:to U

今日の特筆すべき点は、とにかく最初から最後までSalyuの声が調子が良かったこと。こんなSalyuは久し振り。最近は好不調の波があった上に、尻上がりに良くなる歌い方。前半がイマイチでは楽しさも半減だった。それが無かった今日は全体に亘って彼女の歌声を思い切り楽しむことが出来た。
また東京フィルの演奏も渋谷からパワーアップしていてひと味違った。指揮の山下一史氏の手腕か、良質な部分が凝縮されつつ多層感や濃淡のある彩り豊かな演奏。スゴイ。同じオーケストラなのにこの進化たるや何だ!?という感じ。

…ということで、初っ端の“01:VALON-1”で既に安定的な歌声、つい信じられなくて我が耳を疑ってしまった。”03:新しいYES”と"05:The Rain"は渋谷ではオケ音と競い合うようなバランスの悪さを感じたが、今日は互いの良さが絶妙に混合した迫力のある演奏。”11:有刺鉄線”はオケアレンジが不思議で曲の面白さでは今回一番。“12:コルテオ”は無駄な程の壮大さを感じたが、逆にそれが良い!。全体のレベルが高い中でもやはり後半の出来が尚良く本編ラストの”13:風に乗る船”とアンコールの”E1:Litehouse”は圧巻。(この調子で“VALON-1”を聴くことが出来たら至福だったのでは…と無い物ねだりをしてしまう)。”E2:to U”は今日もマイク無のアカペラがあったが渋谷とは異なり歌詞のないスキャット部分だけ。Salyuの繊細な美しい声が静かに響き、すっと耳に入ってきた。本当に素敵な歌声。

MCは前回とほぼ同じで、オケの中で歌うのはヒーリング感がある…というような内容。ただ一回目のMCでは、山下氏もコバタケ氏も絶好調だったのかMCを飛ばす勢いで次の曲の準備に入っていた。そこにSalyuが遠慮がちに二人の間に割り込んでMCを開始するという珍しい事態に。怖ず怖ず…的な感じが可愛いSalyu。
また良い演奏には盛大な拍手がつきもので、アンコール終了後も鳴り止まない拍手。今回の公演ではダブルアンコールはできないようで、何度も何度も舞台に再登場して拍手に応えるSalyu。個人的にはいつかのライブのように、Salyu一人で"ave verum corpus"を歌ってくれれば満足だったのだけど…。

本日の座席は1階一桁列の中央という、Salyuの表情まで確認できる位置。開始前は前方過ぎて聴き難いかとも思ったが、Salyu声とオケ音が絶妙に融和して聴こえる良席だった(PAの面目躍如)。さすがFC発行席!…と喜んだ。

私の中では不安一杯で始まったオケ公演だったが、最後には最高の形で終わってくれた。
良質なモノ同士が掛け合わさったからって、相乗効果が生まれるとは限らない。悪くすれば互いの良さを相殺してしまう悲劇だってあるだろう。そんな不安があったからこそ、今回、Salyuと東京フィルが最高のステージを作り上げてくれたことが嬉しい。
良質の音楽を聴くことが出来て、本当に良かったヽ(´ー`)ノ





↑ミューザ川崎は会場内撮影禁止のアナウンスなかったが念のためモニターを撮影…(-_-)

2015.10.24 Comment:3 | TrackBack:0
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